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モンキーマンのwoosのレビュー・感想・評価

モンキーマン(2024年製作の映画)
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TOHOシネマズ六本木にて字幕版を鑑賞。
2024年新作劇場鑑賞45作目。
客席は2割くらい
テーマ「復讐」

[全体として]
主演作は軒並み面白いデブ・パテルが監督/脚本/主演をこなした本作とのことだが、今までの出演作を見ると知性を感じる役が多かったので、どんな話なんだろうと思っていたが、笑えるくらいのド直球の復讐アクション映画だった。
お話し的には、暗い過去がありそうな主人公が何かしらの目的を持って地下格闘技でヒール役(咬ませ犬役)「モンキーマン」として生計を立てていると、ある情報がもたらされる。それは主人公の生い立ちに関わる復讐相手の情報だった。。みたいな感じの話。
ツッコミどころや粗は多いが、結構面白かった。

MX4Dのスクリーンで通常の2D字幕(4Dは作動しない)上映方式で観たのだが、この形態は同じブロックの椅子に他の人が座ってると結構揺れるからあんまり好きじゃないんだよなーと思っていたが、同じブロックに座ったのはおそらくインド人の青年と思われる3人組。
なんでインド人と思ったかというとインド語(ヒンディー語とかテグル語とかあると思うが何かは不明)の部分で爆笑していたからで、ことあるごとに爆笑し盛り上がっていたので、なんだかコチラも楽しくなってしまい良い映画体験だったと思う。

[良かったところ]
格闘アクションは『ジョンウィック』顔負けで、ブルース・リーの映画のオマージュとか監督がアクション映画を見ていて「コレ好き!」って思ったものをふんだんに盛り込んでいるんだろうなーという部分が見ていてすごく伝わってくる。
後半が始まってからの怒涛の展開はとても熱く手に汗握るシーンの連続で良かった。

[気になったところ]
モンキーマンというタイトルなんだから、攻撃方法が猿の動きをもっとしてほしいし、修行シーンももっと猿の動きをモチーフにしたカンフー的なものを期待していたのだが、そういうのは無かった。
あと、前半の主人公の出自の謎とかはさっさと説明してもいいんじゃないかと思った。

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午後ローとかでまた観たい感じの映画でした。
アクションのクォリティはすごく良かったです。
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