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インサイド・ヘッド2のwoosのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)
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TOHOシネマズ池袋にて吹き替え版を鑑賞。
2024年新作劇場鑑賞42作目。
客席は9割くらい
テーマ「思春期の脳内」

[全体として]
前作で大号泣したので、気力体力が充実した日じゃないと観にいくのは避けようくらいに思っていたのだが、ちょうど土曜日の午前中で体力に余裕があったので朝イチでの鑑賞。
結果、後ろの席の子供が椅子を定期的に蹴り続けてくれたおかげで、感動し過ぎず済んだ。怒るのも何かな〜と思ったし、怒るほどの強度でもなかったしな〜。
お話的には、前作から数年が経ち日本で言う中3になったライリーだったが、思春期を迎え脳の中では思春期ランプが点灯し、感情キャラクターに「シンパイ」「ハズカシ」「イイナー」「ダリー」が増えた。リーダーであるヨロコビは特別な思い出が集まると咲く、特別な花を作ることに一生懸命だが、嬉しい思い出だけで構成することをしていたのだが、ライリーの成長とともに今までの感情キャラクターだけでは対処できない問題が出てきたため、だんだんシンパイが優位になっていき、シンパイは今まで感情操作を行ってきた五キャラを司令室から追い出してしまう。
新四キャラだけで問題にあたろうとするのだが…。みたいな話。
思春期のお子さんと観ると共感性羞恥でお子さんが悶絶すると専らの噂。

[良かったところ]
前作も思ったがよくこんなこと思いつくなーと言うのもブラッシュアップされているし、映像の質感がかなり進化していると思った。
また、人間は成長に従って感情が増えていくんだなというよく考えれば当たり前のことがこの映画を見ているとよくわかる。
前作は脳内の感情をどうやって保管しているとか、いきなり出てくる記憶がどうなっているのかとか、説明描写が多かったが、今回はライリーのストーリー描写が増えているように感じて、続編としては満点の出来だったんじゃないだろうか?

[気になったところ]
続編があるとしたら、大人になったライリーの脳内の話になるんだと思うが、また新しい感情が増えるんだろうか?

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もう凄過ぎてあまり言えることがなかったです。
おすすめです。
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