Miri

マエストロ:その音楽と愛とのMiriのレビュー・感想・評価

3.7
20世紀を代表する作曲家&指揮者であるレナード・バーンスタインを主題にした伝記映画。監督・主演はブラッドリー・クーパー、妻のフェリシア・モンテアレグレを演じるのがキャリー・マリガン。
キャリー・マリガンが圧倒的で、彼女の演技がレナード・バーンスタインの本質を伝えているように思えると感じた。
映画内ではバーンスタインの音楽家としての苦悩より、より彼のプライベートライフにフォーカスされていて、主に彼のセクシャリティに重きをおいていいるように思える。でも時代の割に彼は彼のセクシャリティにオープンだなと言う印象。フェリシアの立場を考えるとあのオペラのシーンはとても切なかったな。彼女は彼を理解していたし、唯一の存在と思っていたのがそうでなかったとわかるんだもんな…
芸術家だからと言ったらそれまでだが、個人的にはフェリシアに心を寄せながら見た作品だったな。
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