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マエストロ:その音楽と愛とのMのレビュー・感想・評価

3.7
ナード・バーンスタインの生涯を描いた、ブラッドリー・クーパー監督、脚本、主演の本作。
天才の偉業の裏側にある妻フェリシアとの人生と愛。台詞にせずとも伝わるモノが多く、キャリーマリガンとクーパーがとんでもなく良かった。

あまりにも魅力的で情熱的で間違いなく天賦の才を持つレナードと生涯添い遂げることが、どういうことか、かなり早いうちに解っていて覚悟をして、それでも大きな愛をもって歩んだ夫人の心の内を思うと…!ナチュラルにそこにいるのにそんな凄味を感じるキャリー・マリガンの演技が素晴らしかった。

ブラッドリー・クーパー、アリーに続く2作目の監督作品でこれって凄い。しかもスコセッシとスピルバーグが着いてて、スピルバーグが監督しようとしてたのを任せたらしい。指揮のシーンの為に6年修行し、撮影時は特殊メイクのため5-6時間前に現場入りし、主演し、監督し...強い!!!
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