試写にて
かなり期待して観たが期待を超えた。
特に脚本には大拍手。
思ったよりも静かなトーンだったので、最初は少し不安になったが、集中して見れば見るほど面白さがわかる。
人物達の特性や設定に現代的な凡ゆる要素を持たせそこを上手く描きながらも、１つの物語としての面白さも損なわず。主人公が作家という設定とこの物語の構造が相まってどのキャラも、観ている私ですら物語をそうぞうしてしまう巧みさ！
裁判のシーンでは傍聴しているようでミステリーとしても良い。
また、夫婦のパワーバランス、家庭内の役割分担やお金、困難への向き合い方など、身近に思う所もあり、面白かった。
恋人や夫婦で観たらどうなるか気になる。考察が楽しい映画。
あとはとんでもない犬映画。
ラストもいい。
