ゆのは

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターのゆのはのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1回目
念願の「タイタニック」
再上映3D IMAX鑑賞!

バレンタインだし
カップルが多いかな
って思ったけど、
かなり幅広い
年齢層の人たちが
観に来ていた。

テレビで2回
観たはずなのに、
今回が1番感動した。

3Dにする必要は
なかったと思うけど、
やっぱり映画館
で観ると違うな。

涙が出るというよりは
終始胸熱で、
出港シーンから
ボルテージが
上がりっぱなしだった。

初めて観た時を
懐かしむ気持ちと
初めて映画館で
観ることに対する
新鮮な気持ち。
ちょっと不思議な感覚だった。

鑑賞後は、
ジャックの死への
悲しみとは異なる
謎の喪失感を抱いた。
500本以上の映画を
観てもこれを超える
ロマンス映画
に出会えないから?
最大の感動を
もう味わって
しまったから?
よく分からないけど、
作品に対してとか
関係なく悲しかった。
人間って満足し過ぎる
とそうなるものなのか?

映画好きとして
もう少しマイナーな映画
をお気に入りとか
言ってみたいけど、
だからちょっと悔しいけど、
「タイタニック」は
ほんとにほんとに大好き。
それを再確認したわ。

3時間あるとは
思えないくらい、
退屈なシーンが
1つもないんよね。
しかも、
こんなに王道なのに、
何回観ても飽きない。
心の底から夢中
にさせてくれる作品。

2回目
2日連続「タイタニック」!
ここまで来たら、
"Titanicaholic"
みたいになってきたぞ(笑)

昨日はただ純粋に
ローズとジャックの
ロマンスに注目しながら観たが
(どうしてもその2人
ばかり観てしまったが)、
今日はヒューマンドラマ
として他の登場人物にも
着目しながら観た。

以下、ネタバレ注意。

三等客のファブリツィオと
トミーは出番少なかった
のに良いキャラだった。
それなのにあんな死に方…。

最後の最後まで
演奏し続けた
音楽家は有名な話。

海に残された乗客の
救助に戻ったボート
と戻らなかったボート。
乗客よりも自分の命を
優先した船の所有者と
責任を感じて船と
運命を共にした設計士。
これらのコントラスト
も上手く描かれていた。

「タイタニック」は、
他のあらゆる作品
と比較しても、
リアリティと非リアリティ?
のバランスが絶妙。
だからこそ物語に
入り込みやすく
いつまでも余韻が
続くのだと思う。

それから、
ジェームズ・キャメロン監督
作品で考えると
「アバター」はちょっと欲張り、
「ターミネーター」は
ロマンスが足りない。
それに比べて
「タイタニック」は
ストーリーに
無駄がなく不足もない。
完璧なバランスで
作られていると思う。

また、伏線というほどの
ものではないが、
前半のセリフやシーンが
後半に繋がっている
ところもシンプルながら
上手い構成だと思った。

あー、どうしよう。
また観に行きたく
なっちゃった。

まだまだ書き足りないけど、
今回の感想はとりあえず
ここまでにしておこう。

あっ、でも最後に1つ。
映画館は画面の大きさより
観やすさを優先すべき。
席なくて諦めてめっちゃ前で
観たら首が痛くて
途中から体力勝負だった(笑)
ゆのは

ゆのは