Disco Boy(原題)を配信している動画配信サービス

『Disco Boy(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

Disco Boy(原題)
動画配信は2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

Disco Boy(原題)が配信されているサービス一覧

『Disco Boy(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

Disco Boy(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『Disco Boy(原題)』に投稿された感想・評価

Omizu
3.3
【第73回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
ジャコモ・アブラジーゼ監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され芸術貢献賞を受賞、セザール賞では作曲賞にノミネートされた。

主演は『水を抱く女』などのフランツ・ロゴフスキ。移民としてフランスの傭兵部隊に入隊したアレクセイが辿る悲壮な運命を描いた作品。

クィア要素があると書いてあったがどこにあった…?観る限りでは特にクィア映画ではないと思うが…

アレクセイはフランスで色々な経験をするうちに心の均衡を失っていく。超自然的な描写やファンタスティックな演出は面白い。物語がやや地味すぎるようにも思うが、心理サスペンスとしてはなかなかの出来。

ただ、終わり方はいささか投げやり。主演にダンスさせて終わるのは逃げではないだろうか。何も解決していないよね。

妖艶な撮影や色彩は非常に面白いが、終わり方に不満が残る。もう一つパンチが足りないように思えてならない。悪くはないが、日本公開されないのはちょっと分かる。
[正面から"美しき仕事"をパクってみた] 30点

2023年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。Giacomo Abbruzzeseの初長編劇映画。ベラルーシ人の青年アレクセイは途中で友人ミハイルを失いながらもフランスへ辿り着き、仏外人部隊に入隊する。一方、ニジェールの反政府ゲリラを率いるジョモは妹ウドカを引き止めながら、最大の作戦を決行しようとしていた。そして、二人はアフリカの地で出会うことになる。西欧に憧れを持つアレクセイは外人部隊でアレックスという名前を手に入れて"西欧化"され、一方で西欧に憎悪を抱くジョモの人生とも重なっていく。その点でベラルーシ人をフランツ・ロゴフスキが演じているのは正直意味不明で、ミスキャストにしか思えない。白人だったらナイトクラブのダンサーになりたかったというジョモの言葉通り、アレックスはディスコに行ったことでジョモの人生と混ざりあったような感覚を得る。仏外人部隊に(特にラストの)ダンスといえば『美しき仕事』っしょ!という比較が世界中でなされている。私もそれに乗っかって、昨年ヘレナ・ヴィットマンが撮った『Human Flowers of Flesh』という、時間旅行の末に『美しき仕事』と交わる奇跡のような映画と比較してみたい。同作ではクレール・ドゥニの特徴である身体の湿っぽい官能性からは離れて、反復や遅延といったヴィットマン的なアプローチから『美しき仕事』に近付いていった。それに比べると本作品は、現代における語り直しを直球で行ったという印象を受ける。あまりにも直球なので情緒とかエロティシズムとか諸々が欠落し、エキゾチズムだけが際立った思わせぶりな映像の羅列という理解不能な取捨選択をしていた。

DoPはアリーチェ・ロルヴァケルやエリザ・ヒットマンを支えるエレーヌ・ルヴァールであり、特にジョモと出会って以降の夢幻的な映像(ヘリから垂れたロープにしがみついて下に広がる世界を見るとことか)は素晴らしい。あと、軍隊の行進でエディット・ピアフ歌ってるのは新鮮すぎた。
ベルリン国際映画祭オンライン試写で拝見。不法入国を目指す中で友人を失い、外人部隊での軍人採用によってフランスにアイデンティティを獲得しようとする男アレクセイと、ニジェール・デルタで植民地主義とのゲリラ闘争を行う男ジョモの物語を描きながら二人の交錯するさまを描く。二人が戦闘するシーンで「ゾーン」使われることにより境界が薄まりなくなっていくという演出が、果たして効果的であるかはやや不明。ディスコの中でアイデンティティを失うというのはそれなりに面白く見たが...