サカナ

ミツバチと私のサカナのレビュー・感想・評価

ミツバチと私(2023年製作の映画)
3.0
目黒シネマでアフターサンと2本立でみました。最初は自然きれいだなー、あぁジェンダーの話しか、なんだか眠くなってきたょ…。
と、最近食傷気味のテーマど直球に居心地の悪さを感じていましたけど、状況が退っ引きならない感じになるにつれ、どういう結着に収まるのかわからなくなり、だんだんと話しに引き込まれていきました。

身内や親類縁者、家族、という当事者にとっての最小単位の社会ですら認められず、弾き出されてしまう親戚のパーティーシーンは身に詰まされてしまいました。
家族写真に入れないんだ、辛いな。
お兄ちゃんだけは受け容れてくれて守ってくれてて救いだね、
など思っていました。

ただ、性別に関わる話で、自己の男性性に違和感を持つ男の子の役を、どっからどう観ても女の子にしか見えない実際の女の子が演じてることには、エンドロール中❓❓❓となりました。

せめてそこはさ、やっぱり男の子が演じるべきだと思うんだよね。

主役の子、パーティドレス似合ってたし…、ドレス着たらやっぱり変な感じにならないと物語の整合性が合わないんじゃないかなと…。
というか、物語上ココ(男の子)はルシア(女の子)になりたいってずっと思ってるのに、実際のところ女の子が演じてるんだったらもともと女の子だったし別にいいじゃん? あれ?話がより複雑になってわけわからんね。と思ったのでした。
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