totoruru

さよなら。いつかわかることのtotoruruのレビュー・感想・評価

3.8
悲しくて、切ないけど、いい映画を観たって余韻に浸れる映画。

ジョン・キューザックの不器用だけど家族思いの父親が抱える悲しみ、そこにイーストウッドの音楽がマッチして、静かに悲しみが押し寄せてくる。

終盤の“魔法の庭”の夢の世界から、現実に引き戻されていく感じ…

そしてラストの海のシーン…

どちらも胸が引き裂かれそうになるほど切ない。

悲しいストーリーだが、ラストは父娘の絆と妻そして母親への愛が伝わり、じんわりと温かな気持ちになる良いエンディングだと思う。
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