ハンスウ

妖怪の孫のハンスウのレビュー・感想・評価

妖怪の孫(2023年製作の映画)
3.8
スターサンズ製作ですね。骨太作品ばかり手掛けてきた会社、「新聞記者」を作った会社です。妖怪(岸信介)の孫(アベシンゾー)が何をやらかしてきたか、ということを豊富な情報をもとに構成されていました。ちょっと、とっ散らかった感じもありますが、まとめるのが大変だったんだろうなあということも想像がつきます。

今作はアベを批判しているんですけど、だからこそ当然と言えば当然なんだけど、ちょっとあまりにも寄りすぎているなあとも思いました。私もアベをはじめ自民党はいつも批判してますけど、でも、最近の野党のだらしなさ、不甲斐なさ、というテーマでもドキュメンタリー1本作れちゃうような気もしますよね。だからそういう類のネタをちょこちょこ挟んでも良かったのになと思いました。

しかし、これ観て思ったことはいろいろあるけど……、何をどう考えればいいのか😓 自民党ってのは日本で1番力の強いヤクザなのか? とか、不正や汚職の限りを尽くしたアベはやはり頭がおかしい? とか、そんなことを思いましたね。

憲法改正(改悪)については憲法学者の人がインタビュー受けてましたけど、これは分かりやすくてある程度すっきりしましたね。要するに明治時代に戻りたい人たちが自民党には多い。それは誰かというと世襲議員が中心にいるっていう話でした。簡単に言えば明治というのは権力者たちが思うまま、一方、現在のアメリカが作った憲法は権力者たちを縛り付ける法律で、だからもっと権力を振りかざしたいアベは憲法を自分で作りたがった。それはさかのぼれば、岸信介から始まっているということでした。

しかし、それ以前にアベという人は、闇に葬られた不正や悪事、犯罪があまりにも多い。それだけに必然的に多くの人々の恨みを買ってしまったのでしょう🤔
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