このレビューはネタバレを含みます
みんな冬の格好してるから、3.11のときを思い出した。てか、ミュートで見てたらかなり近い光景だと思う。3月の東北、雪も舞うし普通に冬服だったから。
水汲みに行ったり、瓦礫片付けたり、避難所はいろんなとこから集めたんであろう毛布がたくさんあったり。
ただ、はっきり違うのがひっきりなしの爆発音と、災難が過ぎた後なのか最中なのかってことだよね。
地震はまあでかい余震もあるけど、基本的には死ぬ人のほとんどは初日に死んで、生き残ったら後は地道に復興するのみだけど、戦争は始まったら終わるまで死ぬ可能性が下がることなんてないんだもんね。
それでも片付けをしないといけない、何故ならばまだ死んでいない=生活があるから、っていうのがしんどいなと思いましたまる。
あと、序盤の教会のシーンで、あーこういうときってお祈りみたいなルーティンがあったほうがいいのかもな〜って思ったけど、後半の教会閉鎖云々で揉めてるシーンで、あーやっぱ受け身姿勢の人も生まれるよな〜とか、いやでもそれは信仰関係ないか〜とか、いろいろ思った。
とりあえず次何かあったときは私も町の市民社会のためにもう少し働こうと思ったけど、できるかなー、できる気がしない…。