エンタメの韓国映画、芸術の香港台湾映画がよく分かるリメイク合戦
見に行く前にオリジナルを流し見して、物語の結末というよりは、構造的な「これがしたいのね」が強く伝わってしまいハードルは高くなってしまったのかも。
『少年の君』でデレク・ツァンの作品は見ていたことで「香港からどう伝えるか」のカタルシスも含んだ構造を感じたものはこの作品では「現代的な視点」に変わっているのだが、そうなると特異点が薄れてしまいもったいない感じが生まれてしまった。キム・ダミとチョン・ソニの良さが光っていた分。
そもそもデレク・ツァンのオリジナルがすごいんだろう。ちゃんと見直そう。