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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のhonobonのレビュー・感想・評価

3.4
メガネフレームトランスフォーマー

『オッペンハイマー』と同じタイミングてこれか!と驚きが冒頭にあったのは確かだし、人間の善行と憎悪の表裏性の描き方も抜群にいい。
ストーリーはあっちこっち行きながらも結果的に吉田玲子脚本で首の皮一枚繋がっていた。

原作は読んでいないが、ゴチャゴチャしすぎたキャラクターの画に多少の疲弊。水木しげるぽい、これは戦争のモチーフでもあるのか?と思えばそうでもない…?の繰り返しで考えすぎて余計な脳内処理が働いたからなのか。
作画で一番気になったのはメガネのフレームがいちいち省略されて違和感しか残らなかったところ。
アンダーリムにしたらいいのでは?と思ったけれど、原作から変えられないなら仕方ないのかも…、いやいいものではないでしょ。

あの、幾田りらコンビの相性の良さがハマっていたり、テーマ性が前章では明確に受け取れなかったことはあるけれど早速後章も!とはなかなかいけないかな。
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