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ブギーマンのpokotanのレビュー・感想・評価

ブギーマン(2023年製作の映画)
3.5
ほぼ知らずに鑑賞。
通常の霊というよりかは、思ったよりモンスター映画だった。
母親を事故で亡くした心が傷付いて無防備な状態の子供たちを襲う。

序盤で妹が夜にナニカを目撃して叫んだときも父親が駆け付けないのは何故?
しばらく出てこなかったけど、夜中に叫んでも誰にも聞こえない、駆けつけてこないような家って危険過ぎ。

また、姉が友達を招いてパーティーしてる最中に、妹が真っ暗闇でゲームしてたのも、意味不明。
ブギーマンが明かりに弱いことを知ってなくても、あんな暗闇でゲームしてたら怖いだろ。
自ら襲われようとしてるとしか見えない。

さらに、姉がビリングス家に行った際に、その母親から「光から出ないで」と注意喚起までされて理解してたのに、終盤で、父親と妹を助けに行くときも、姉が明かりを持たないで家に突入するのも違和感。
懐中電灯なり、松明なり、ローソクなり、灯りが出る何かを持っていけよ。

しかも、ビリングス家にいたブギーマンと主人公一家のハーパー家にいるブギーマンが同一人物的な発言してたけど、どう瞬時に移動したんだ?
と細かいツッコミどころも多い。

ただ、暗闇に潜む姿がどこから出てくるのかドキドキしながら、しっかりと怖かった。
家が焼けることで、母親の遺品もなくなり、家族が母親の死を乗り越えるという終わり方も良かった。
ホラー映画の鉄板のまだ死んでない的なラストでは匂わせてたけど、続編あるのかな。
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