このレビューはネタバレを含みます
この映画、鶏と猫が死ぬ
トンソン荘という宿で男が恋人を刺し殺す事件が発生した。部屋には男がカメラを設置しいて、犯行の様子が撮影されていた。
世間では事件の凄惨さが注目されたが、関係者の間では現場にはいなかった男子学生の姿が注目されていた
幽霊が映っているのではないかと
撮影クルーたちがそのビデオの真相と男子学生の正体に迫っていく中、不可解なことが起こり始める
似たような名前が出てきて、大分混乱する
その男子学生には母親と妹を殺害した容疑がかかっていて、焼身自殺したと言われてた
でも実際は実の父親に殺害されていた
その父親がトンソン荘の最上階に住んでいた男だった??
父親は戦争後保護施設に入って死亡したと思われていて、母親はその間父親の弟との間に娘を作っていたし男子学生の家の大黒柱として振る舞っていた
実際は父親は死んでおらず、保護施設が閉鎖された時に逃げ出し家族の元に帰っていた
そして弟と妻、その間にできた娘と実の息子を殺害したと...その後自分は弟のフリか親戚のフリをして生きていた
父親は激情に駆られたのかね。酷い保護施設から戻ってみると弟と奥さんできてたもんだから
自分で火を付けて殺してくせに、ちゃんと命日には祭壇設けて弔ってるってなかなか身勝手
でも息子だけの祭壇ってなると、やっぱり怒りとかそういうのが母親には向いたのかなって思っちゃう
撮影クルーの事務所に入り込んで火をつけた人は誰だったんだろう