コヴェナント/約束の救出のすずきじみいのネタバレレビュー・内容・結末

監督、脚本: ガイ・リッチー

ガイ・リッチー監督の作品で、初めて感情移入し、泣きそうになり、カタルシスが沸騰した。

でも、後でよく考えたら、話はまだアメリカ軍撤退の前の事なので、アーメッドはアメリカ軍基地の中でずっと匿ってもらってれば、あんな映画みたいな危険な目には合わなかったのでは‥‥
アメリカ兵士を救ったヒーローとして有名だって言われてたから基地の上層部の人に頼めただろうと。

そう思ってしまった後はちょっと冷めた😜




私は中村哲さんという医師の事を知って以来、アフガニスタンにはそこそこ興味を持ってるのですが、
アフガニスタンにとって日本がどの様に映っているかの一端になる話を聞いたので、書かせて下さい。

現地に何度も赴き、中村哲さんが殺害された事件の真相を究明されてるジャーナリストの方の話ですが、

中村さんを殺したのは、タリバンではなく隣国パキスタンの反政府勢力TTP(パキスタンタリバン運動)の幹部で、取材中、タリバンの検問所で身分証を見せ、そのジャーナリストの方が日本人だと分かるとタリバン兵士は
「アフガニスタンの為に尽くしてくれた中村さんを守れなかった。本当に申し訳ない」
と言うそうです。
又、現地の人に
「アメリカを始めとするNATOはアフガニスタンを助ける為に大量の武器と兵士を送り込んだけれど、日本人は真心を送ってくれた」
と思われているそうです。
でも、それでも、タリバン復権前に日本に留学したアフガニスタン人達は帰国後、国内では
［異教徒の国で勉強した］
という理由でタリバンにより命の危険があるそうです。