短編。
あの時ビーチに行けば良かったのに。
廃墟のゴースト・トレイン、あの日、カートに乗って扉の中に消えてしまった友達。
拭えない悔恨と、消えない"たられば"
ストーリーは意表をつくものではないけど、シンプルな分、堅実に作ってあるなあと思う。
オーソドックスなプロットを扱いつつ、ゴースト・トレインの外観やアイテムが禍々しく、かつての少年が酒浸りのおっさんや結婚して妻子も出来たのに30年間の心の棘から開放されてない様子の風情とかよい感じ。
やっぱりこの監督(リー・クローニン)の絵作りは好みだなあ。