猫兎ゆら

夜明けのすべての猫兎ゆらのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024年劇場鑑賞2本目。
auスマートパスいつでも1100円クーポンにて。

原作未読。
タイトルの意味は最後のプラネタリウムのシーンで分かる。

静かな物語でした。
ユルい起承転結。 

主人公のPMSが重すぎて、家族に血栓症の既往があるからピル飲めないっていうのがツラいところだなと思いました。
私は生理前より生理中がキツいけど、子宮内膜症ですが、ピル飲めているので緩和されています。が、こないだ仕事中に目眩で倒れるか……と怖くなったことはあります。飲食店の走り回る系なので気を付けます。

「お互い無理せず頑張ろうね」
「お互い……?」
山添くんのPMSに対する考え方の軽さにそのシーンはイラっとしましたが、その後、病院のカウンセリングでPMSについて調べていたのには良かったです。

最初の会社はなかなか……
なところでしたね。

社会人って大変だなあと思いました。
プラネタリウム会社の職場環境がホワイトすぎて、上司がいい人達すぎて、あんなところで働きたいと思いました。

お菓子持っていくの私もよくやるので、主人公に共感しましたが、それが苦手な人もいるってことを理解しようと思いました。

別の理由だけど普段はおとなしいけど、爆発することはあるので、主人公に共感する部分もありました。

生きづらいのは自分だけじゃない。
見終わった後は、なんか優しい気持ちになれる…。そんな素敵な映画でした!
猫兎ゆら

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