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夜明けのすべてのryoのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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人間のflagilityとしなやかさ。PMSとパニック障害と自殺。自転車。洗車。弱さを分かち持つこと。獲得される表情の柔らかさ。
散髪、ユーモアの導入。

町工場のプラネタリウムと「大先輩」。現在の速度から離れ、場所や土地に根差した時間へと再接続すること。

スクリーンで観る映像の質感。音響のすばらしさ。

この人には、人為の象徴としての遠景で瞬くビルの赤い光が、映像的にも事実としても、幾万光年を隔てた星の光と本当に等価に見えるのだろうな、と思った。

少し親切すぎるのが玉に瑕。
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