このレビューはネタバレを含みます
あぁ。。。みてよかった。
カッコつけることをやめてくれた。
結果とてもソフトな作品でありながら
かっこいい映画になってた。
柔らかく
誰も悪意はない、
だけども確かに苦しいことはあって
だからこそ自分なりの歩幅で進もうとしている人がそれぞれそこに居た。
この実在感はすごく温かかった。
ただの同僚でもない
だからと言って、恋人でもない
本当にちょうどいいとこに居る友達
1番定義が広くて、曖昧なのに
とてもはっきりと描かれていていた。
だからこその
終盤のスレスレの会話はとてつもなかった。
これまでの全てがなければこんなこと言い合えなかった、とてもいいね。
Power of Tenは傑作だよな。
三石研、渋川清彦、内田慈、
現れるだけでこんなにもグッと掴まれてしまう。
特に内田さんのクリニックの先生の
「あ、たぶん変なこと言って怒らせたらめっちゃ怖いんだろな」を隙間に見せてくる後天的な優しさ。すごい。。。