良かった。なんだかスッと入ってくる映画だった、やわらか。わたしも最初は藤沢さん苦手かもって思ったけど気付いたら好きになってた。山添くんも。第一印象は全てじゃないね、長く寄り添わないとわからないことばかり。
冒頭の、母と子のシーンが沁みた。藤沢さん同い年ぐらいやんね、わたしも同じこと考えてた。親離れできているようでできなくて、頼られるよりも頼ってしまう。いつまでも子。
好きなシーンはグレーのコートにお母さんが編んだ赤いミトンで、みかん食べながら歩いてるとこ。
職場の人が優しい、たぶん現実の厳しさがおかしいとも思う。思い描く良い大人、良い上司像が揃ってる。
お菓子を渡するシーンが印象的。
若いうちはPMSに苦しめられているというのにそれが終われば更年期障害が待っているのかと思うとゾッとする。My PMSはひたすら悲しくて涙が出る、小さいことでイライラモヤモヤ、繊細さが増す、ケアレスミスが増える、プラスの面はとんでも行動力を発揮する等。全部一気に来るわけじゃないしほどよくPMSのせいにしてるけどほんとの自分がわからなくなる。周りの優しさに気付けない悪魔が降りてきます…。