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映画(窒息)のnekokaitaiのレビュー・感想・評価

映画(窒息)(2021年製作の映画)
3.5
たぶん人類だけが滅亡して建物とかだけが残ったのち、何百年か経って生まれた新人類の話、と推測。
カゲ男、何度見てもこわかった。
できれば、女の眉毛はもっとフサフサであってほしかった。あの女は本当に泣いていた。

1人は心がおだやかだけど不安で怖い。大変だし。
良い人を捕まえたな〜と思った。物理的に。
水桶を半分担いでくれるような存在がいれば、生活は豊かに、喜びは倍に。
けど生活を脅かされると人は変わる。
穏やかではいられない。人間の嫌な部分を見た。
今も未来も昔も人って変わらないのかも。だんだん辛くなった。


喜びを分かち合うにも、傷をつけるにも言葉はいらないのだとわかって悲しくなった。
けど、言葉があれば何か変わったのかも。


最後は物理的に窒息した。この窒息を体験するならば、映画館に足を運ぶべき。
窒息した後の映画館の外が気持ちよかった。春みたいな空気が心地よかった。
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