BROOK

死霊館のシスター 呪いの秘密のBROOKのレビュー・感想・評価

4.0
鑑賞日:2023年10月15日
パンフレット:880円


ヴァラク、再臨――!


死霊館ユニバースも9作目へと突入!
思えば、かなり続いているユニバースですよね♪
ジェームズ・ワンはどこまでユニバースを考えているのか…ホント凄い!!

前作の直接的続編となっているので、復習しておいた方が良いとは思うけど…
劇中で簡単にあらましが語られるので、観ていなくても大丈夫。
ユニバースを1作も観ていなくても大丈夫なようには作ってある。


映画は、1956年のフランスのタラスコンの教会で、従者の少年ジャックが神父に、地下室で何者かの気配を感じたことを話すシーンから始まります。

神父も不穏な気配を察知したものの、現れたヴァラクによって火あぶりにされてしまう。

その教会を立ち去っていく者が…。


ヴァラクを封印した経験のあるアイリーンは、教会で正式にシスターとして従事していた。

そんな中、教会関係者が次々に亡くなる事案は発生し、枢機卿からその調査依頼を受けることになるアイリーン。
シスターのデブラも一緒にタラスコンの教会へと向かう。


一方、モリースが使用人として働く学校で奇妙な出来事が起こり始める。
教師のケイトの娘、ソフィーは学校内に”何か”がいることを察知していた。


タラスコンの教会でアイリーンはフレンチー(モリース)にヴァラクが取り憑いていることを確信。
従者のジャックに話を聞こうとするが、彼女の前にヴァラクが姿を現すのだった…。


前作以上にヴァラクがアグレッシブな感じで、ジャンプスケアももちろん健在!
ただ、そんなに怖いという感じではなく…
でも、観る側は常に緊張感を強いられるような…(苦笑)

ま、音で驚かす系なので、きちんと身構えていれば、ビクッとはしないはず!?

予告編で登場する以上の様々なヴァラクが見られますよ~♪
マガジンラックのシーンは上手い演出だなぁ、、、と。


今回のヴァラクの目的は、聖遺物の”聖ルチアの目”で…
ネタバレになってしまうため、多くは語れないが、アイリーンにも関係してくるようになっていました。
母親のことと言い、その辺り、ちょっとホロッとしてしまうかも。。


前半は静かな展開ながらも、時折恐怖シーンを織り込みつつ、
後半はヴァラクの”攻撃”が増し増し状態。

アイリーン、デブラはどのようにしてヴァラクと対峙するのか、
モリースはどうなるのか、
是非とも劇場で確認してみてください!!


シスターシリーズはこれで終わりかな?
アイリーンの秘密が判明したということは…
姉のヴェラ・ファーミガが演じるロレインと関連してくる???


エンドロールに入ると、ウォーレン夫妻のシーンあり。
ゴードン神父から電話が…。

死霊館ユニバースの次作は「死霊館」第4弾みたいですね。
楽しみです!
BROOK

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