2023年42本目。
今年1番笑った。
今では圧倒的なバスケ市場シェアを誇るナイキがどのようにその栄光を掴んだのか、彼らの運命を変えた“バスケの神様”マイケル・ジョーダンとの出会いと今や歴史的ブランド「エア・ジョーダン」の開発についての今作。
よく考えたらめちゃくちゃ捻りがある話ではないし、結果を知ってるからハラハラドキドキもしないはずなのに何故かめちゃくちゃ面白い。
これはユーモアある言い回しや80年代ポップの小ネタ満載の最高の脚本と演者たちの全力芝居による賜物でした。クリス・タッカーの往年の軽口とクリス・メッシーナのブチギレが最高に面白かったし、ベンアフがマット・デイモンのことが好きすぎて顔のアップばっかりで可愛かった。
そういう軽そうな話だったからこそプレゼンでの最後のマイケル・ジョーダンへのスピーチは感動した。
ソニーは勿論カッコよかったけどベンアフが演じたナイキ創業者フィル・ナイトもカッコいいから是非「SHOE DOG」という名の自伝を読んでください。
ただMLB挑戦は黒歴史なので流さないであげて…(笑)