のこ

アナログののこのレビュー・感想・評価

アナログ(2023年製作の映画)
5.0
人には自分だけの幸せのかたちがある~
「自分を信じて 貫きなさい!」

入院中の母(関根恵子)が息子の悟に(二宮和也)
恋してるのを見抜いてw 優しい母の言葉が心に響きます😊

エンドロール後 初めて知ったんですが~
原作はビートたけしが初めて書き下ろした恋愛小説 
たけしさんのお人柄 優しさ溢れる愛のストーリーに
涙が溢れて来ます。
心あたたまる余韻に包まれて~後味良い素敵な作品👏😊 

悟(二宮)は広尾で何でも話せる仲間(桐谷健太 浜野謙太)と喫茶店pianoで待ち合わせ~レジでマスター(リリーフランキー)と
話す美しい女性みゆき(波留)!
この店の内装~家具調度品などすべてやってくれた
悟をみゆきに紹介するマスター!
(リリーフランキーのふたりを見守る演技が最後まで素晴らしい)

みゆきがテーブル椅子などの家具を褒めるのではなく 
窓の取っ手が音符になってる所やトイレットペーパーホルダーが素敵だったこと~
普通の人が気が付かない悟るが拘ったところを褒めてくれたことがとても嬉しくて~
悟もみゆきのバッグが素敵~と
母親がイタリアで特注したバッグを褒めてくれたことが嬉しいみゆき 
お互いのツボに目が行って 惹かれて行く

次のデートは~
今時~携帯を持ってないみゆきw
連絡を取ることもできないが~
毎週木曜日にこの店で~来なければ用事があったと見なしてそんな二人の出会いが始まったが!
手作りや手描きに拘りを持つデザイナーの悟は大阪での仕事が忙しく~みゆきも父親のお世話があったり~
会いたくても会えなかったり~
だからこそ~会った時は心が安らぐ悟とみゆき!
大切な人に会える喜び!

彼女の過去を全く知らない悟~
知らなくてもこれから彼女を幸せにしたい!

どの時代も変わらない愛の原点を描いた作品で
この先~どう展開するかは劇場でご覧ください。

1か月経っても1年経ってもあのお店に現れないみゆき~
悟の二人の仲間のあたたかい友情が心に沁みます✨
悟のみゆきへの愛を 切なくも応援しながら~
みゆきとの思い出の海へ 毎日散歩に行く悟と~
奇跡を信じながら!!!

欲を言うならば~監督へひと言!
海も思い出の場所ですが~
もう一つ もみの木上の満月も~
その映像が再度登場することを願っていたのに~
喝でしたね⚡⚡
エンドロール後でも1シーンあったら最高だったのに! みゆきさんにとって一番好きな場所だったでしょ!
そこだけがとても残念でした!

あとは素晴らしい 信じて貫いた純愛! 
リリーフランキーの入れる珈琲も美味しそう~
是非 劇場でご覧ください。
キムタクには到底できない 二の君の演技力 最高の涙で満点😊

2023 10月7日 イオンモゾ(名古屋 珈琲とポップコーン無料でget)
のこ

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