猫兎ゆら

アナログの猫兎ゆらのネタバレレビュー・内容・結末

アナログ(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2023年劇場鑑賞11本目。
予告から気に入ってウェンズディに見に行きました!木曜日じゃないです。惜しい……!笑

カフェで携帯を持たない女性と会って、お互いに店のデザインのことやカバンを褒め合い、毎週木曜日に会うことになる。そこから愛を深めていくが、彼女は突然来なくなる。その理由は……。

「大事な話がある」
お互いに言い合ったその日から彼女はカフェに現れなくなった。
その理由は、彼女がその日の帰りに事故に遭い、脳障害と半身不随を患ったからだった……。そして、彼女は実は世界的バイオリニストで結婚して、その旦那さんが亡くなってからバイオリニストを辞め、日本に帰国。名前を変えて生活しているのだった。

親族に彼女の日記を見せてもらい、彼女も主人公が好きだったことを知る。
そこからの献身的な介護で、最後は、
「今日、木曜日…?」
少しだけ主人公のことを思い出したようだったという奇跡エンドでした。

病気ものかなあ?
って予想してたので、半分正解でしたね!
あるあるな展開ではあるものの、ベタだけど、真実が分かる日記のシーンは泣けました。

純愛だなあ……と。
スマホでの連絡のない恋愛。いいですね。主人公の友達も熱血優しいとかおバカさんだけど頼りになる感じとかも良かったです!
彼女が自分を忘れてる。それでも献身的な愛を捧げるひたむきな姿は、純愛だなあ……と。彼女の家族の反対を押しきっても行動する熱意。主人公のことが少し分かるの?風に主人公のことを見る彼女の視線。などなどが印象的でした。

糸電話のシーンの時点で相思相愛で、海のシーンはエモいそのものでした。
波瑠ちゃんのコーデがどれも素敵だったのも目の保養でした。

見終わった後、大切な人に
「好きだよ」「愛してるよ」
って伝えたくなる素敵な映画でした!

(のわりにスコアが低めなのは、事故のくだりとかが物語あるある?すぎるかなあ?と思ったからです。じゃあどんな展開なら?と言われたら難しいですが…。伝われ!笑)
猫兎ゆら

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