僕が恋に落ちたのは、携帯を持たない君でした…
デザイナーの水島悟は自身が内装を手掛けた喫茶店"ピアノ"で美春みゆきと出会う。
手作りの模型や手書きのイラストにこだわる悟は、携帯電話を持たないみゆきに自分と似たものを感じる。悟とみゆきは毎週木曜日に"ピアノ"で会い、ゆっくりと距離を縮めて行くが、みゆきは突然"ピアノ"に姿を見せなくなり…
ストーリーはこんな感じ。
"ラーゲリより愛を込めて"でもニノには泣かされたけど、今回も大号泣でした…
悟のみゆきに対する"好きだ！"って気持ちが溢れる前半は、とても静かなトーン。
特に悟とみゆきだけのシーンはね。
笑ったのは、悟の携帯の着信音が"PPAP"
だった事。そして悟と親友の山下&高木のシーン
ホント3人のシーンは面白かった！
多分、セリフなんか決めてなくて"アドリブでお願いします"的な感じだったのかな
凄い自然で、昔からの親友同士の感じがよく出てた。
一方、みゆきも変な所があったよね。若いのに、落語好きで焼き鳥屋さんに行ったことがなく、焼酎も未経験。それにあって間もないのにハグしてきたりする。そして極めつけは携帯電話を持ってないって事。
"あれっ？"って思うような事ばかりだったけど、まさかあんな風に繋がっていたとはねぇ…
そして中盤。ぐっと2人の距離も縮んで、デートを重ねるシーンは微笑ましかった！
2人が見た月をバックにした木なんて、ホントクリスマスツリーだったしね。
海辺の糸電話のシーンも何気に良かったなぁ…
個人的には、2人で堤防の先まで行った所がお気に入り。堤防の先って、何気に気持ちが良いんだよね。海の中に立ってるみたいで。高校生の頃、ボォーとしに良く行ってたなぁ…って懐かしくなったわ
と前半&中盤はホッコリした感じだったんだけど、それ以降は切なさが増していったね。みゆきの秘密が明らかになるシーンぐらいから。
特に"ピアノ"で悟が○○しているシーンは大号泣。作品の中でも1番良いシーンだったかな。
結構、ラブストーリーものって苦手で観ないんだけど、ベタなものとか上手くいかない系のものは好きなんだよね。
今回の作品はベタ中のベダでなかなか良かったです、ラストシーンもね。
そういえば観ながら"韓国映画でも、こんな感じの作品あったような？"って思ってたら思い出しました。タイトルは"雨とあなたの物語"。多分、この作品の感じが好きなら、好きなタイプの作品だと思います
オススメです！
