にっきい

食人族4Kリマスター無修正完全版のにっきいのレビュー・感想・評価

3.0
白人も黒人もおっぱい丸出しだけど、これ観て興奮はしない。

人生の中で最も嫌いな映画の1本で、2度と見たく無いと思っていた『食人族』と、イーライ・ロス監督のリメイク『グリーン・インフェルノ』の2本立てが、2日間限定で上映されてたので観てきました。

通称"グリーン・インフェルノ"を探検する話し。
これが何故嫌いで、2度と再び見たく無いと思ったかと言うと、亀を食べるシーンがあるんです。
当時そのシーンの気持ち悪さが衝撃的で…。
イーライ・ロス監督の『グリーン・インフェルノ』の元ネタではあるんですが、密林で食人族に襲われる設定だけが同じで、内容はかなり違います。
過激なドキュメント番組ばかり撮ってる撮影隊がアマゾンで消息を絶って2ヶ月。
大学の教授が捜索に行き、そこで彼らの白骨屍体と撮影したフィルムをみつけるのだが…、って話し。
一応今作は野蛮人と呼んでいる未開のジャングルに住んでる原住民より、自分たちの価値観を押し付け、他人の土地にズカズカ入り込む現代人の方が野蛮なのではないか?ってのがテーマになってるとは思うんですが、それを描く手段が最悪。
映画自体はフェイクドキュメンタリーとして撮られてるのに、劇中流れる銃殺刑のシーンは本物のニュース映像だし、ジャコウネズミ、亀、猿を生きたまま解体して食べるシーンも本物、豚なんて食べもしないのに撃殺すと言う蛮行の数々。
本物の映像をやらせとして観せるんです。
本物の映像以外にも姦通した女性の性器への拷問や、原住民を強姦したり、原住民同士の闘いに見せかけて原住民を焼き殺したりと傍若無人。
流石に今の映画に比べると衝撃は弱い気もするけど、それでもずっと胸糞、ずっと気色悪い映像が続く。
肝心の食人シーンは最後に数分あるだけで、しかも襲われながら撮ってる設定なので激しくカメラが揺れてマトモに観えないけど。

この日はこの映画観る事しか予定なくて昼間はずっとだらだら過ごしてました。
普段の寝不足もあって隙あらば居眠り。
出かけるのに目覚まし掛けてたんですが、止めて二度寝。
危うく電車に乗り遅れそうになりました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年5月6日
鑑賞回:19:40〜23:15
劇場名:みなみ会館
座席情報:1F/スクリーン1 H-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:R18+
上映時間:96分+101分
備考:GW特別食人強制二本立て上映
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