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ブルックリンでオペラをのmomoのネタバレレビュー・内容・結末

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

○ 大人と子ども、それぞれの恋愛と冒険の物語といった印象。選ぶこと、決めること、行動すること。いくつになっても、誰もが傷つかない答えなんてないのだろうと思う。

○ アン・ハサウェイをスクリーンで見られたら私の眼精疲労も少しは回復するかも…と思ってふらふらと映画館に入ったものの、ちょっとコメディ色の強いうつり方。いや、美しいことに変わりはない。

○ 記憶に残ったのは、パトリシアやスティーブン、カトリーヌのセリフではなく、子どもたちの会話(以下、ネタバレ含みの感想)




結婚することを決めたふたりが、まだ若いゆえに、今後形が変わることも予想していて、「いつかこんな気持ちを忘れるのがこわい」って言う。この言葉が、私の全てを持っていきました。

子どもたちだけではなくて、パトリシア、スティーブン、カトリーヌ、マグダレナそれぞれ、そんな気持ちだった時は無かったか。そんな風に振り返ってみたら、エンディングも、ひとつの通過点。オペラは感情の増幅装置。そんな印象になりました。

愛情を交わした相手を大切に思いながらも、今、周りにいてくれる人たちを十分に大切にしていたい。子どもたちの会話に持っていかれた理由。
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