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ブルックリンでオペラをのTaulのレビュー・感想・評価

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.0
『ブルックリンでオペラを』初レベッカ・ミラー。ウディ・アレンのNY映画みたいな雰囲気だが、笑えないし話の方向性が見えない。モタモタしたような会話劇を追っていたが、気がつくと、ハリウッドの伝統とそのアンチテーゼのような展開を掛け合わせて、実に新鮮な話が紡がれていた。アメリカに思い直す勇気を、と語っているようにも思える。アン・ハサウェイはその美とキャリアで使い方が難しくて、まさに今回の話のシンボルみたいだ。
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