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映画プリキュアオールスターズFのkahoのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

プリキュア概論。プリキュアとは。
周年だしFってFinal?などと身構えていたけど、エンドロール後に嬉しいお知らせをいただけて最後まで優しいつくり。

名言ラッシュの攻撃パートが冗長にならないのは、何度跳ね除けられても主題を訴え続ける彼らの姿勢が、現実を生きる観客の背中を押してくれるからだね。
愛を持ってまっすぐ幸せに生きていくために、理想を掲げて自省とともに立ち直ろうとする決心って、自他による冷笑や諦念によって簡単に押しつぶされそうになる。
前向きになりかけて、そんなの綺麗事だって不貞腐れて、そんなことを繰り返し続けて尚、どういうわけかどうにか生きてしまっている日々を身をもって知っているから、プリムとプリキュアたちの応酬に心から励まされた。

職場の人間関係によるストレスに軽く動悸を覚えつつ退勤した足で映画館に行ったので、上映前は「もっと穏やかな気持ちでプリキュアを見たかったのに…」と半分泣きそうな気持ちでいたけど、見てよかったよ〜。

スカプリも見ていないので、はじめましてのキャラクターが大半だったんだけど、のどかちゃんとゆいちゃんが可愛いのと、スカプリの2人の関係が気になりすぎる。
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