きなこ

碁盤斬りのきなこのネタバレレビュー・内容・結末

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

★記録用

囲碁ってしばらく聞いてなかったなーってくらい久々に目にしたのもあって
序盤の囲碁を通して繋がる縁だったり、仲が良くなっていく展開は大好物なので楽しかったんだけど
後半からの主人公の心情やら行動やらはなんだか納得いかないものも多くて、これが時代劇というとのなのか…?となった

普段、友情!努力!勝利!みたいなものを好むのもあってつい囲碁に準えて話が進んでいくのを期待したけど
そうじゃなく囲碁から紡がれて人情ものだったというか、それ自体は良かったんだけどなぁ。


後半のノリが合わなかったに尽きるかなぁ

仇を取るといろんな思いを背負ってついに見つけた敵に対して囲碁で勝負を持ちかけるのも(やけに冷静やな)って思ったし
かと思えば濡れ衣着せられた萬屋は問答無用で切るって言い出すから(罪重くない?!)って思ったし
故意に濡れ衣を着せて妻まで殺した奴とちょっと疑ってきたけど悪気のない仲の良かった萬屋が同列どころか後者の方が血が昇ってるのに違和感というか。いや流れ的に感情が抑えられなかったのだろうし武士に二言はないな?!だろうから理解できないわけじゃないんだけど…。

でなんか最後結婚しとるし…ぅえ?!って置いてかれた。
ありえない!ってことはないけど、ほぅそうカァ…てなった。
きなこ

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