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ヴァチカンのエクソシストのBobsanのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.6
この作品が何故あんなにバズったのかはよくわかりませんが、漸く観られたのでホッとしました。作品自体は特にこれといって目新しさもなく、悪魔祓いも従来通りの、聖書を読んで悪魔に名乗らせるもので既視感多めという印象でした。フランコ・ネロが元気いっぱいに出て来たのには驚きましたけど。
今回扱う悪魔"アスモデウス"について。
7大悪魔の中でもかなりの大物で、七つの大罪の内の「色欲」を司る悪魔ですね。
牡牛、牡羊、人喰い鬼の頭部。蛇の尻尾に鵞鳥の足を持つ姿をしています。竜に乗って炎を吐き、鬼の頭部には王冠を被り、手には槍と旗を持っています。
最も好む行為は新婚夫婦の初夜を台無しにする事で、人間に贅沢をさせ、罪を犯させる事も大好きだそうです。
"アスモダイ"、"アスモダイオス"、"アスモデ"など、複数の名前を持っているのも特徴です。
もともとは『熾天使(セラフ)』という位の高い天使でしたが、“ルシフェル"に賛同して神に反逆して戦い、惜しくも敗れ"大天使ラファエル"によって地獄に落とされ、大悪魔となりました。
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