サラフィアー

ヴァチカンのエクソシストのサラフィアーのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
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あらすじ(HPより)1987年7月――サン・セバスチャン修道院。

アモルト神父はローマ教皇から直接依頼を受け、憑依されたある少年の《悪魔祓い》(エクソシズム)に向かう――。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判。その修道院の地下に眠る邪悪な魂――。

全てが一つに繋がった時、ヴァチカンの命運を握る、凄惨なエクソシズムが始まる――(https://www.sonypictures.jp/he/2530827)

話題になっていたやつ。

うん、面白かった。ラッセル・クロウ当たり役というのもうなづける。
イタリア語わからんので再現度がどうかはわからんけど、しっかりイタリア語でやってるのもいいね。ちっこいスクーターでトコトコ移動するのも可愛い。本読んで欲しいの可愛い。

依頼のうち98%は精神科での治療を必要とするもの、残りの2%が説明がつかないもの。
なるほど、現代のエクソシズムってこういう感じなのねと興味深かった。

アモルト神父の悪魔祓いではなくとも、ちょっとした演技で患者を助けられるのならば…という精神も良かった。

ただ、過去人間が起こした恐ろしい殺戮の史実を「悪魔のせいでした」と説明するのは、ちょっとどうなんだとは思ったが、これはあくまでもフィクションだし、最後の方はエンタメに全振りだったのでまあいいのだろうと整理。