アラカン

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのアラカンのレビュー・感想・評価

4.0
ホラーは苦手だけれどちょうどいい怖さで最後まで楽しめた。
中学生の頃スターウォーズとハリーポッターの対決動画を見て心踊ったが、それから10年後にその2人が監督となって映画を撮るとは驚いた。
ストーリーや演出はシンプルながらも、若者の動画撮影という現代要素を含めることで様々なエッセンスが入り込み、風刺としての完成度も高かった。
肝試しをドラッグの隠語として成立させる手腕は最近までアマチュアだったとは思えないほどで、説明しきらない要素も物語の進行に大きく影響を与えすぎず良いスパイスとなっており楽しめた。

見終わっても謎のまま気になるところとしては、
入り込む悪霊は宿主の欲望の形や方向性を表しているのかと思ったが、そうなると序盤に登場してライリーに殺意高めだったあの悪霊の説明が難しい。
またミアの母親の霊は本物だったのかどうか最後まで判別が難しかった。
アラカン

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