鑑賞日:2023年10月27日
パンフレット:1000円
自分自身も、疑え――!
撮影延期や予算縮小の影響をほとんど感じさせない作りで、
個人的にはかなり好きな”ジャンル”の作品でしたー♪
というか、めっちゃ面白かったぞ!
ロークを演じるベン・アフレックも良かったんだけど…
デルレーンを案じたウィリアム・フィクナーが印象的。
歳を重ねてかなり円熟味を増してきましたよね。
映画は、刑事のロークが作業療法部門で催眠療法を受けているシーンから始まります。
ロークは過去に娘を誘拐され、犯人は捕まったものの、娘の所在が全く分からない事件を抱えていた。
その犯人は誘拐した記憶が一切無く…。
そこに相棒のニックスから連絡が入る。
匿名の電話で銀行の貸金庫に強奪があるというもので、現場へ。
現れた男の顔に見覚えがあると言い出すローク。
その男は次々と人々を操っていく。
ロークは先に銀行に行き、貸金庫を開けると…
中から出てきたのは娘のミニーの写真で、”レブ・デルレーン”を探すように書かれていた。
なぜ貸金庫に娘の写真が入っていたのか…
ワケが分からないまま男を追跡するも、建物の屋上から男が飛び降りてしまう。
しかし、下には男の遺体が無かった。
ニックスから、匿名の電話が占い師のダイアナ・クルーズからだと教えてもらい、ロークはその住所へ赴く。
ダイアナは、男の正体と”ヒプノティック”のこと、政府の組織”ディヴィジョン”のことを話す。
ロークとダイアナはデルレーンの追跡を交わしながら、”真相”へと迫っていくのだった…。
とりあえず、”開始5秒で騙される”と謳っているけど、、、
これは後半のネタバレありきでそうなっているということで、5秒の時点ではまだ何にも判明していませんね(苦笑)
展開は、たしかに二転三転、四転も五転もする感じでした。
この辺りは、わーわーわー!ってなるはず。
ただ、予算縮小の影響がちょこっと出ていて…
ダイアナが”全て”説明するシーンで置いてけぼりにならないように!
ここでもう少しシーン挿入があれば…と。
映像は「インセプション」をかなり意識しているのかな…?
視覚的になかなか凄いことになっていて、必見!
でもって、肝心の”ヒプノティック”は超能力だと早々に判明…
個人的に思ったのが「SPEC」っぽい。
なので、「SPEC」好きにはオススメ!
ストーリーに関しては、ネタバレになるので、多くは語れず。
ローク、ダイアナ、ミニーと、それぞれに”いろいろなこと”が起こるとだけ言っておきます。
ミニーはスゲーよ!!!
ま、ツッコミどころも多々あるんだけどね(汗)
そうそう、エンドロールが始まってもすぐには席を立たないように。
重要なシーンあり。
そうくるかー!!
うーん…続編作って欲しいが、
アメリカではコケてしまったようなので、無理っぽいのが残念。。