あでぃくしょんBBA

はたらく細胞のあでぃくしょんBBAのレビュー・感想・評価

はたらく細胞(2024年製作の映画)
4.0
2025.02.21 映画館で鑑賞

原作未読、アニメ未視聴。
W主演の1人が佐藤健で、監督が『テルマエ・ロマエ』や『ルパンの娘』『翔んで埼玉』の武内秀樹氏と知って、上映終了ぎりぎりに観に行った。
しょっぱなから舞台装置や美術・衣装・造形に圧倒され、アクションにたまげ、豪華なキャスティングに呆れ、めまぐるしく過ぎた109分だった。

・山本耕史が出てて興奮した……のも束の間、ただの大声の筋肉バカだったのが悲しかった。
・仲里依紗がカッコいい。こんなにアクションこなせる女優さんとは知らなんだ。
・ウンチネタ大好き。切れ痔にイボ痔、突発排便衝動のすべてを経験済みなので共感爆発。あのパートは全部楽しめた。
・Fukaseの役回りが、セリフ含めてイメージにピッタリだった。切ないセリフのつなぎ方が巧くて、婆さんは癌化した細胞の修復技術が将来発見されることを願ったよ。
・リアル人間父子のパートも良かった。寛解(全治)が確定するまで先は長いけど、ガン治療技術は日進月歩。当人が開き直って生きていくのが一番の良薬だ。
・少年誌の連載漫画だったからか、W主演の女の子、赤血球ちゃんが「ドジで間抜けだけど先輩や周囲に触発されて成長していく」よくあるキャラクター。そこが少々残念だったので、スコア満点にはしなかった。
あでぃくしょんBBA

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