2024.11.23 配信で視聴
スタッフロールが始まった終盤はまだ「ワケわかんね」状態だった。
そっからあとですべてが氷解。
原作漫画を読んでたから、“そもそもの原因”は知ってたけど、きれいに着地させたなぁという感じ。
きれいといえば、“ともだち”の正体だったあの子、透明人間でしかなかった中学時代はなんと美少年!
「誰だ?」と思ってググったら10代の頃の神木隆之介!
いやいやいやいや、ビックリした。
ビックリしたと言えばDJコンチ。この最終章で初めて「巧い」と思った。それでやっぱりググってみたら、キャストは山寺宏一さまだった。
地球防衛軍のモブん中に高嶋政伸はいるし、どんだけ贅を尽くしたキャスティングしてんだよ、このシリーズは(呆)。
本作は、冷めた人からはバカバカしいと思われて当たり前な大風呂敷サイコファンタジーだから、手練れ役者を使わないと見るに堪えないものになってただろう。わかるけど、わかるけど……贅沢すぎるだろ。
残念だったのは、駆け足すぎて、原作知らない人には唐突感満載な虫食いドラマになっちゃってたこと。あれじゃカンナやケンヂに感情移入は難しい。
それと、ヨシツネの役回りが原作と違ってたこと。
原作では終盤のヨシツネ、とってもいい役してんだよね。それが映画ではユキジにとって代わってしまってた。とりたてて変える必要なかったと思うんだが、なんでかね。