そるて

ミッシングのそるてのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

 まぁ~た、本筋が解決しない映画でした。
 なぜ最近私が観る映画はすっきり終わることが少ないのか。

 正直そこまで面白いとは思わないのですが、石原さとみの演技がすごいです。
 あ~、こういうやついる~、すっげーめんどくさいし、うざいよ~、といいう感情的な人間の怪演はぜひ見てほしいです。
 不快なんですがずっと観ていたくなる不思議な魅力があります。
 映画だと割り切ってるからで、現実だと絶対に関わりたくありませんが。
 最後もいい感じの笑顔でおわりますが、結局家に帰ればまたギャーギャ言うんでしょうね。
 2年後で弟が暴行を受けた際、警察に「妄想を信じてしまう――」と言われたときは、まさか姉ちゃんも?と思いましたが、全くそんなことはありませんでした。

 TV局パートはベタすぎる展開でちょっと弱いですが、石原さとみの箸休めにはちょうどいいバランスだと思います。
 2年後にカメラマンが変わっていたのが印象的でした。

 Cパートはありません。最初に書いた通り結局解決しません。

 ところで時々画面を跳んでる黒い虫は何のメタファーなんでしょう?
そるて

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