このレビューはネタバレを含みます
まぁ~た、本筋が解決しない映画でした。
なぜ最近私が観る映画はすっきり終わることが少ないのか。
正直そこまで面白いとは思わないのですが、石原さとみの演技がすごいです。
あ~、こういうやついる~、すっげーめんどくさいし、うざいよ~、といいう感情的な人間の怪演はぜひ見てほしいです。
不快なんですがずっと観ていたくなる不思議な魅力があります。
映画だと割り切ってるからで、現実だと絶対に関わりたくありませんが。
最後もいい感じの笑顔でおわりますが、結局家に帰ればまたギャーギャ言うんでしょうね。
2年後で弟が暴行を受けた際、警察に「妄想を信じてしまう――」と言われたときは、まさか姉ちゃんも?と思いましたが、全くそんなことはありませんでした。
TV局パートはベタすぎる展開でちょっと弱いですが、石原さとみの箸休めにはちょうどいいバランスだと思います。
2年後にカメラマンが変わっていたのが印象的でした。
Cパートはありません。最初に書いた通り結局解決しません。
ところで時々画面を跳んでる黒い虫は何のメタファーなんでしょう?