このレビューはネタバレを含みます
微妙。長いというよりダラダラと感じました。
最近1つの事件をきっかけにいろいろなことが明らかになっていき、やがて収束していく、ではなく、収束せずにとっ散らかったまま終わる、という作品をよく見ている気がしますが、本作もそんな印象でした。
特に MMO(でしたっけ)や731部隊の話は必要だったのか…伊佐美の過去描写は必要として、MMOは圧力をかけたことが良くないのはわかりますが、大臣の戦時下の罪はともかくほぼほぼ731部隊にいたからだけで悪人扱いされていて、本編描写だけではむしろ理不尽にたたかれているような。
ただ造船場へ歩く姿と、介護施設へ歩く姿が重なるシーンはベタながら好きです。絶妙に重なりそうで重ならないのも意図的なのか技術不足かわかりませんがそこも含めて好きです。
昔のエロゲーまたいな調教シーンは観ててはずかしくなるので勘弁して欲しいです。
浅野忠信は私が持っている印象と違いすぎて恥ずかしながらEDまで気づきませんでした。
とりあえず監督が悪いのか原作が悪いのかよくわからないので、そのうち原作を読もうと思います。