「ジョジョ・ラビット」で好きになった今作の監督は、ニュージーランド出身で特徴的なお名前のタイカ・ワイティティ。
スケジュール的に映画館で観るのは難しいと思っていたら、ぽんと時間ができて観られてよかった。
実話ベースの弱小チームのサクセスストーリーってままあるジャンルではあるけれど、それにしたって抜群におもしろい!
演劇学生からの流れでコメディアンや俳優をやり、短編を経て長編監督をしているからこそのバランス感覚のよさなのか、たくさん笑ってしっかり泣かされました。
前情報なしで観てたから、実話ベースだとわかったのはエンディングに差し掛かってから。
シャマランみたいに監督も出演しちゃうとこも好き…っていうか今回出過ぎ!笑
かなりブラックな笑いをぶっ込んでくる辺りがワイティティらしいスパイシーさだと思ったし、小ネタで懐かし系の映画を使ってくるところも良き。
子どもの頃にテレビで何度も観たスポーツ系のほっこり映画、「クール・ランニング」とか「プリティ・リーグ」なんかを見返したくなった帰り道でした(流し見しようと思ったら、がっつり観ちゃうパターンを妄想)。