松田

白鍵と黒鍵の間にの松田のレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
4.0
凄い!
全てを理解出来たわけじゃないけどめっちゃ面白かった!

1988年(昭和63年)、ジャズ、銀座…全て疎い文化ではあるけどそれでも引き込まれた。
タバコの煙に人々の喧騒の中にオシャレでカッコいいジャズが流れていて目と耳だけでも十二分に楽しめた。

サントラは抜群に良かったのだが、ストーリー的にはジャズがいいBGMになってたのではなく、"されていた"という感じだった。
厄介な人やら時代に環境…色々な要因によって不本意に抑え込まれる音楽に関わる人々。
その人々が音楽がどうなっていくか、あらすじの通り予測不可能で面白かった。
ストーリー、音楽、登場人物を通して人間やら世界の事とか色んなモノが見えてきた気がした。
ハッキリと分かってはいないけど、凄く印象に残った。

白鍵と黒鍵の間に…物理的には紙一重にもならないが、何かがあったのか…?
自分の目で見て耳で聞いて頭で考えてみるしかない…!
私はまだ考えたいし聞きたいし観たい!
松田

松田