“善き人” なのに善くねーーじゃんッ!!(一昔前の某CM)
第二次大戦下のドイツで暮らす小市民が、なんやかんやあってナチスの党員になりました。さて善悪とはなんでしょう?という問をベースにした哲学的な内容
ずっとどっかモヤった気持ちを抱えながら、なんか流れでナチスと懇意になって、ユダヤ人の友人も倦怠期の妻も要介護の母親も結果的に切り捨てていって、友人が独国内に残した家で愛人とホロコーストを見守ることになって……
最後軍服に着替える場面ガチでゾッとした
でもさ、
現代に生きて歴史を歴史として知ってる自分たちだからナチスのやったことを「悪」だと思えるけど、実際に当時のあの状況にいたら主人公と同じようになあなあになってしまう人も多いんではなかろうか。自分だっていつも客観的な「善」を選べるとは思えない。結局人ってのは自分がが選んだことを「善と信じる」しかないんだよな
ストーリー、キャストの演技もだけどステージングがすごい好きだな〜頭ん中グルングルンしてる感じがあの狭い3人しかいない空間で全部表されてる
唐突に歌いながらトンチキな踊りするテナントすこ