おしょりんのtetsu0615のネタバレレビュー・内容・結末

大好きな北乃きいちゃん主演の映画ということで満点といきたいですが…まあこの辺がおとしどころかと。

正直、きいちゃんが主演という感じではなく…ある程度史実や原作に基づいてるだろうということもあるのだろうが、あの３人が主役ということか。

物語としては地味ではあるし、展開も読めるのだが、メガネ造りに奔走し、少しずつクオリティの高いものへと昇華していく職人たちと大将となる小泉孝太郎演じる兄と森崎ウィン演じる弟、そしてきいちゃんが演じるむめが一致団結して、福井を代表する素晴らしいメガネへと向かっていく様を真摯に見せていく様は普通に見れた。
ここで個人的には映画的なアレンジをした方が盛り上がるような気もするが、この真っ直ぐに、実直に映像化したのも捨てがたい。


ただ、オープニングの福井県ニュースといらないCGは外すべき。オープニングからズッコケてしまった。
汽車で導入する必要性もないし、雪原を見せるならあの回想シーンでもっと印象的に見せれば良かった気がする。