Shoko

私がやりましたのShokoのネタバレレビュー・内容・結末

私がやりました(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

〖私がやりました〗(映画/フランス/2023)



『パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する』

気になるなと思いながらすっかり忘れてて、これはおかあさん好きそうと思ってお誘いして観にきた。イザベルユペールなので。
ところで私もおかあさんも一瞬でイザベルユペールの名前を忘れる呪いにかかっており、常になんて名前だっけ?って言い合ってる。好きなはずなのに。



・最後までしゃべる




フランス映画っぽいコメディだけどめちゃくちゃ頭良すぎて面白かった!
オゾンの映画って私の中では結構好き嫌いあるしどうかなーと思ったけど期待以上すぎた。
話は最初若い女優が殺人の容疑者になって、判事だっけ?とやり合ってるうちに私がやりましたって言って正当防衛で大勝利して無罪を勝ち取り、女優の仕事もお金持ちの彼氏(どうしようもないアホタレ)との婚約もついでに親友の弁護士も名声を得て超ハッピー…と思ったら今は落ちぶれた大女優が私が真犯人なんだから私の犯罪を返してって乗り込んできてお金をせびるんだけど、こっちはこっちで今更犯人じゃないなんて言いたくないしどーしよってなったけど自分に気があると思われるおじさんに頼って(この人はどうしようもないすけべじじいかと思ったら奥さん一筋の善人だった)婚約者の父親にお金を出させることに成功して大女優と一緒に舞台に立って大成功みんなハッピーハッピーハッピーだったので良すぎて涙でた。

序盤は男がみんなどうしようもないのばっかりで、時代は90年ぐらい前の設定だけど今より若干女子の扱いが酷くて(今もそんなに変わらないよ)イライラしてたけど、エンディングでクズは大体制裁され、クズ判事の書記官みたいな人は膀胱の手術に成功したしほんとよかったよ。
とにかくガールズがずっと可愛くて、ポスターで見た時はそんなにかなと思ったけど喋ったら可愛すぎてずっとニッコリ。
特に女優役のナディア・テレスキウィッツがかわいいしおっぱいきれいだし衣装もたくさんあって、特にミントグリーンのワンピースが可愛かったけど全部良かった。
弁護士の子と衣装の色味揃ってるのも可愛すぎ。
イザベル・ユペールもとんでもなく美だし、ヴィランな役良すぎ…ドレスを引きずってちょこちょこ歩いてるの可愛いし、私も早くこうなりたいよ。
衣装も舞台もエンドロールのフォントまでツボすぎた。
あとサンドイッチが驚くほど大きくて、いくら貧乏でもあれなら3食もちそう。

(155/劇場鑑賞79)
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