遊

首の遊のレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
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映画祭とかジャパンプレミアみたいな「一回限りの先行上映」にのぞむ客席の雰囲気ってかなり独特で、みんなで同じ船の舳先に立って進行方向の海面を見てるみたいな特有の一体感がある とぼけたシーンでは普通の上映よりも笑い声が大きく上がるし、エンドロール終わって客電がつくと(舞台挨拶がなくても)誰からともなく拍手が沸き起こったりする その特別な一回限りを北野映画でやれるなんてサイコー!!!!!! 

人が急に死ぬ緊張とくだらないおふざけの緩和が鮮やかに入り乱れるのが今までの北野映画って感じだけど、今回はもはやずっとピリピリしつつずっとふざけてる、緊張と緩和の二重状態みたいになってて、また一段階新しいとこに行ってるのかも?...というのはイタめのファンの感想で、中途半端で冗長って言う人がいてもおかしくないとは思う でもやっぱりここまでスペクタクルしといてあのラストのカッコよさはシビれるなあ〜〜長生きしてあと2つくらいは新作つくってください!!!!!
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