冒頭、死体の首から蟹が出てくるシーンはカニを使った拷問、『蟹風呂』を思い出した。あれもヤクザが絡んでいる話なので、その辺意識して作ってるなら面白い。
予告編が悪い作り方してましたが、全体的な雰囲気は想像通りで、北野武とビートたけしの両面が観れる暴力とユーモアが共存した作品でした。
同性愛の話に関してはなくても成立するけど、忠義もへったくれもない世界の中で関係性を保つのは、やはりああいうことがあったんだろうなと感じました。
画の背景の演出も上手くて、家康とか鯛とか姫路に向かう道中とか……すごい。
画も台詞も心地いい映画なので映画館の方が良い。配信きたらまた観たいです。