渋谷のシアター・イメージフォーラムでセルゲイ・ロズニツァ《戦争と正義》特集がされて前々から注目していたので2作品連続で鑑賞しました。
内容は多少の歴史知識があると映画の深層や監督が意図する過去の歴史に目を塞ぐことの問題視がとてもよくわかる映画でした。
当時の映像と音をさらに加えることでより臨場感の溢れる映像になり見ている鑑賞者に訴えかける意図がとても関心しました。
歴史に詳しくない人や監督の言う歴史に目を背けている方々に是非観てもらいたい作品でした。
映画終わりにドイツ映画研究者の渋谷哲也さんが作品の解説と映画の経緯などを丁寧に解説してくださり貴重な体験をすることができました。