敵国であるならば人を殺すことが善となる時代に生まれたとして、それを疑うことができるのか。折れ曲がった人間、眠るように亡くなっている赤子。爆弾を投下する側と受ける側にある圧倒的な距離は物理的なものだけ…
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連合軍側の高揚を感じる表情、見る影もないほど壊れた街と死体の陳列は狂気そのもの。
死に至らしめられた人々の芸術が、加害者の名前のもとで飾られているという矛盾。この矛盾はアートと搾取の共犯関係を的確…
セルゲイ・ロズニツァの「戦争正義」(「破壊の自然史」と「キエフ裁判」)の日本立てで。
吉見俊哉『空爆論』に思い返しながら観た。破壊(空爆)→製造(武器)→ 破壊(空爆)→製造(武器)→♾️の繰り返し…
映像の構成の仕方が上手い。
冷徹な視点は持ちつつ、それでいながら一定のあざとさというか、意味性も持たせつつのバランス感覚に秀でている。
ゲッベルスの演説が印象的。
ここまでやられる様を見れば、い…
知識がなくても映画の内容が理解しやすいという意味では今まで見たロズニツァの作品のなかで最も見やすかった
夜間爆撃の美しさが恐ろしい
見ていて日本と空襲に関して思ったところでは連合軍、アメリ…
人類のしてきたことにマイナス☆100をつけたい。セルゲイ・ロズニツァ監督が編集した第二次大戦のドイツ対連合軍が互いに都市を空爆するドキュメンタリー。ナレーション無しに淡々と映し出される兵器製造から都…
>>続きを読む牧歌的なシーンは最初だけであとはずっと破壊の歴史。平和を維持するのは戦争するより労力を要するし、ニューギアを試したいのもおもちゃならまぁ分からんでもないが、最近のニュース見てると人間もうそろそろ種と…
>>続きを読む©️LOOKSfilm, Studio Uljana Kim, Atoms & Void, Rundfunk Berlin-Brandenburg, Mitteldeutscher Rundfunk