このレビューはネタバレを含みます
うーん
見初めて、最初は、いい感じ、と思ってたのが、おや?だんだん、だんだん、違和感
なんだこの感じ…
見終わって、気になって監督を調べたら…
なるほど、外国の方なんですね…
主人公はいわゆるエッセンシャルワーカーで、本当に感謝しかないお仕事です
どのくらいお給料貰われてるのか存じあげませんし
東京にも住んだことない田舎者なんですが
もちろん、贅沢せず暮らされているんでしょうけど
築年数多そうで、風呂なし(なぜか住んでる家のトイレの描写はありませんでしたが)ですが
あんなスカイツリー見えるとこに、部屋数まあまあある、駐車場付き物件って、相場どれくらいなんだろう…
カセット付きの車って、この令和にどれくらいで装備できるんだろう
ああ、平山さんって、自分であえて選択してこの暮らしをしてるのね…
東京のトイレ掃除のお仕事って、デザインが素敵なとこだけする人いるんだ…
(もっと気になったことあるんですけど泣)
別にいつもこんな意地悪な見方してないんですけど、どんどん気になってきて
ママさんのあの配役、必要あるんかな
そして、ある登場人物とのあることについての言及と唐突に始まる遊び…
うー、長い…、もう出ようかな、と思ってたとこに、最後の…
うーん、自分がみすぼらしいおじさんなんですけど、ちょっと、本当に長すぎて目を逸らしてしまいました
何か、いっつもあんな感じで運転してるのだろうか、それとも、あの日はたまたまそうだったのか
で、外国の方が大好きなあれの説明
外国の方には受けがよさそうと思いました
うーん、役所さんはもちろんのこと、みなさん演技は素晴らしかったです
役所さんがお好きな方は当然、特に何とも思われてない方でも楽しめるのでしょう
でも、役所さんお好きな方って、ビジュアルっていうより、あの佇まいって気がするから、ラストは複雑なのでは、と個人的には思うところがありましたが
賞を冠されてるから、どうしてもあの作品と比べてしまいますし、あの作品は脚本も素晴らしかったので
もちろん、比較することなんて無意味です、好みの問題もあると思います、ごめんなさい
もっとリアルな感じだと思ったのに泣
役所さんの域に達すると、ああいう表現方法になるんですね、もちろん監督さんたちの演出もあるんでしょうけれど
個人的には、柄本さんが演じた若者が、人っていいとこもダメなとこも併せ持ってるよね、ってそこが1番共感できたくらいで
外国の方から見た、デコラティブでカルチャライズされた日本の人生の日暮に差し掛かった生真面目なエッセンシャルワーカーの(小洒落た)日々
と人に説明を求められたらしようと思います
余談ですが、一緒に行ったおじさんは、あの辺に生まれてからずっと住んでたらしく、よかったです、と言われていました
ということは、舞台が大阪だったのだとしたら…、優しい人なので、それはそれで楽しんでくれたのだと思いたいです